私と同じB級選手が面白いデータを出してくれました。
彼はジムカーナをFZ6フェザーで始めてC1まで昇格。
YZF-R6へ乗り換えてB級に昇格しています。
ヤマハの600ストリートファイターとベースのSSを乗り継いでいるわけで、以前書いた(http://husqvarnasm450rgymkhana.blogspot.jp/2012/10/ss.html)ストリートファイター論を実証してくれています。
では転載。
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なんか最近、事務車製作の費用について書くのが流行っているようなので便乗してみようと思います。
自分の場合、ネイキッドとSSどちらも作ったのでそういう比較もできるかな?
まずはジムカーナをはじめてから3年間お世話になったバイク
「FZ6」について。
買った当初はSS譲りのエンジンを低速トルク重視に振ったエンジンそれなりに軽い車体です。
ツーリングもジムカーナもそれなりにこなしてくれるんじゃないか?
なんて思ったものです。
車体は新車で乗り出し95くらいです。
ここから速くするためのカスタムです。
まずは必須アイテム、バンパーで4だったかな。
さらに必須装備のファイナルとチェーン(520化)で3です。
あし回りの調整がほしくなりプリロードアジャスターで1、
シングルレートのバネに変えて2でした。
ここまででC2です^^;
ここでハーフカウルだったFAZERからネイキッド仕様へ
するために4です。
実はここまででC1になりました。
でもここからタイムが伸びずにいろいろやるわけです(笑)
まず前後のあし回り
フロントをフルアジャスターのR6化(ヤフオク)に5ほど
リアサスもオーリンズ(友人から)で3、オーバーホールに2なので合計5です。
ここでやっちまったのが
エンジンブレーキ軽減策、
STMスリッパークラッチが7、セカンダリー変更で1の合計8・・・^^;
正直いらなかった・・・
最後にリチウムバッテリーで2、バッテリーがタンクの裏にあるFZ6ではこれは効きました。
車体を速くするカスタムということで言えば
こんなもんでしたね。
サス関連は中古なのでもし新品買えば15は余計にかかったと思います^^;
てなわけでカスタムとして 34 ほどかかっており合計は 130 ぐらい…計算するんじゃなかった(笑)
修理やランニングコストは含まれていませんが車体作りはそんなトコです^^
でも残念ながらここまでやっても最高タイム比は107パーセント台でした。
やってから気づくのは所詮ネイキッド、スポーツバイクには軽さもパワーもかないません。
重さが故にツーリング、自走は楽でしたけどね^^
一番きついのは重心でした、車高が高くマスもずいぶんと分散化されています。そのため特に切り返しがしんどいです。
乗り手の問題もあったのでしょうがここでフレームのクラックにより挑戦を断念。
ここで見た目だけで乗りたかった「YZF−R6」になります(笑)
まずは車体、中古でしたが乗り出し90でした。
カスタムとして必須系は以下のとおり
やはりバンパーが4です。
ついでにリアスライダーもつけたので1。
ファイナル、チェーン(520化)変更で3。
SSなのでABMのアップハン化に8かかります。
アイドリング調整機構作成は0.3程度意外と安いです(つけやきばだけど)
実はこの必須系のカスタムだけでB級になりました。
あとは一応ECUのレーサー化と
パワーコマンダーを入れており5ほどかかっているのですが
まだほとんどいじってません^^;(ここまでならいらなかった^^;)
さらにシート加工で0.3。
速くなるカスタムはこの辺ですかね。
というわけでカスタム合計は21.6。
車体とあわせて約111ですね。
まぁでも新車だと乗り出し130ほどかかるはずなので150程度となるんでしょうかね?
今のところベストタイム比は104%。
やはりSSはメーカーの威信をかけた製品なので
改造が少なくてすみます^^
最初からできすぎた足回り、調整もし放題、すさまじいパワー、軽さ!
すべてがネイキッドを凌駕しています。
これがスポーツバイクなんだなって実感するものです。
その代わりランニングコストとしてガソリンや消耗品、各種補修パーツはかかる傾向にありますけどね^^;
FZ6に劣る点としては燃費と音量でしょうかね。
やはりツーリングには向かないです・・・行くけどね!!
総括としては
わかっていましたが、レース目的で買うならネイキッドよりSSなのかなってとこですね。
車体は高いけど改造コストは安いし、限界も高い。
上を目指すことも容易になることを考えれば選択としては当然なのかもしれません。
でもまぁひとつだけ言えることは・・・
「VTR」っていいよね♪
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仕込んだんじゃないか、と思うほど私の以前の主張と同じです。
ストリートファイターのFZ6は
やってから気づくのは所詮ネイキッド、スポーツバイクには軽さもパワーもかないません。
一番きついのは重心でした、車高が高くマスもずいぶんと分散化されています。そのため特に切り返しがしんどいです。
対してSSのR6は
やはりSSはメーカーの威信をかけた製品なので
改造が少なくてすみます^^
最初からできすぎた足回り、調整もし放題、すさまじいパワー、軽さ!
すべてがネイキッドを凌駕しています。
これがスポーツバイクなんだなって実感するものです。
これが現実です。
ただ、未経験者からのコメントへ回答しているんですが
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今回の日記はそれこそA級はB級を目指すならというあまりにも本気な方々の一例です(笑)
基本的に敷居が低い競技なので
今あるバイクをお金かけず、そのまま持ってきても
十分にジムカーナは楽しめます!
始めるときはみんな基本ノーマルですから。
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という訳で、ジムカーナに向いていないと言っても、A級、B級を目指して純競技として取り組む選手と、まずはジムカーナをやってみたいという方では受け取り方が変わってしまいます。
上位選手ほどテクニックがあって当たり前になり、マシンやセッティングで成績が浮沈しますが、ジムカーナ自体は二輪モータースポーツの中ではマシンの成績への影響度が非常に低いです。
始めてみたい方は、とりあえず今乗っているバイクで練習会に参加するのが一番です。
本当にマシンに不満を覚える頃には、自分なりの選択眼が育っていると思いますので。
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