ハスクバーナでジムカーナ!

モトジムカーナに参戦しています。
10年度最終戦でB級昇格を決めたDR-Z400SMからハスクバーナSM450Rに乗換てA級を狙っています。

マシンを改造したりセッティングしたり、乗り方を工夫したりする話。
大会でのリザルトと動画が話題の中心です。
モトジムカーナ全般の話もします。

想定する主な読者はハスクSM450Rやモトジムカーナに興味がある方、すでに参戦を始めているジムカーナ選手です。

関東だけでも7台以上、全国合わせれば二桁にまで増えてきたジムカーナ仕様のハスクですが、ジムカーナDRZの元祖のHPのような情報が未だにありません。
これからハスクに乗り換えてみようと思う方やセッティングなどで悩んでいる方と情報共有していける内容になればと思います。

2013年3月31日日曜日

13 ダンロップ杯 Rd.1

シーズン開幕戦でした。

ハスクに乗り換え、同時に乗り方を変え、セッティングを進めて110.23%→105.70%と順調にタイムが伸びた11シーズン。
この年は、焦りもなかった。

原因不明の不調に悩み、乗り換えすら考えた12シーズン。
ブログのタイトルも「もう一度B級を目指す話」に変えようかと思う日々でした。

ハスク3年目の13シーズンはオフ期間中に調子が戻ってきた事、秘密兵器の投入でタイトル通り「A級を目指す」に近付ける可能性を感じてました。

で、結果。


総合23位/172名
B級9位/18名
トップタイム比104.83%

A級昇格にはシーズン30ポイント以上、年間成績で総合10位以内がラインとされています。
そしてポイント所得条件は105%以内かつ総合15位以内。
総合10位で6ポイントなので、平均10位がラインです。
ダンロップ杯は年6戦の有効ポイント制なので1戦は落としてもOKです。

という訳で、開幕戦ポイント 0 でした。
B級でも9位と真ん中です。

これだけならガックリなんですが、今回ばかりは喜びました。ええ喜びましたとも。
104.83%とB級タイムを確保したからです。

10シーズン最終戦でB級タイムを出して昇格してから、ハスクに乗り換えた事もあってBタイムをまったく出せていなかったのです。
ジムカーナ業界で言うところの「一発屋」「なんちゃってB級」というやつです。

一回だけでもタイムを出せば昇格するのがルールなので、「2回以上Bタイムを出してからが本当のB級」とかナントカ言われても
「年間ランキング10位以外はなんちゃってA級か、なるほどね」と言い返して来たわけですが、A級を目指す以前の状態だった事は確かなわけです。

思い起こせばC1昇格が2008年9月、その2年3ヶ月3週後にB級昇格。
今回はそれから2年2ヶ月3週間かかったわけで、C1→Bとほとんど変わりません。
もう一度B級タイムを出すのにかかった苦労はしんどいものがありました。

しかし今シーズンはポイント的にはすでに絶望ですが、A級に届かずとも少しでもポイントを稼いでいけそうです。



さて、開幕戦ですが、超ショートコースでアケアケ。トップ1分15秒はちょっと短すぎると思うんですが。
今回アダチセクションは選択肢がなく、皆同じ通り方でしたが、コースの排水口よけの黄色パイロンのよけ方に差が出ましたね。
やってることはオーソドックスな8の字や270°の4連続なんですが、その中間にある黄色パイロンをどちらによけるか?

図示すると黒ラインと紫ラインが選択肢になります。




基本に忠実にきっちりロックしてタイトにまわり最短ラインを取った方もかなりいましたが、おそらく不正解です。図の黒ラインですね。
ここまで遠い8の字だと、ロックを入れずワイドに回ってでも旋回速度を保って走る方が速いのです。
するとロック前提だと毎回内によける黄色パイロンが、数回は外からよける事になります。



ロックを入れないラインだと、内からよけるにしろアウトに来る黄色パイロンを、アウトいっぱいに取るようなラインとそのラインに孕まざるを得ないような速度を残しアクセルを開ける事が出来ていればタイムは縮まったと思います。

実は私はコースウォークで考えていたラインと違うラインを走りました。
走ってみたら思った以上に長いので、とにかく速度優先で行ったところ、アウトからかぶせて走らざるを得なかったわけです。
上位勢はほとんど同じなので、どうやら正解だったようです。

相変わらずガッツ8の字など細かい切り返しが遅いので、2戦までにレベルアップをはかります。