ハスクバーナでジムカーナ!

モトジムカーナに参戦しています。
10年度最終戦でB級昇格を決めたDR-Z400SMからハスクバーナSM450Rに乗換てA級を狙っています。

マシンを改造したりセッティングしたり、乗り方を工夫したりする話。
大会でのリザルトと動画が話題の中心です。
モトジムカーナ全般の話もします。

想定する主な読者はハスクSM450Rやモトジムカーナに興味がある方、すでに参戦を始めているジムカーナ選手です。

関東だけでも7台以上、全国合わせれば二桁にまで増えてきたジムカーナ仕様のハスクですが、ジムカーナDRZの元祖のHPのような情報が未だにありません。
これからハスクに乗り換えてみようと思う方やセッティングなどで悩んでいる方と情報共有していける内容になればと思います。

2012年2月25日土曜日

AとBの差

ダンロップ杯が行われる会場での公式練習会に参加しました。

同じSM450RでA級とB級にどれだけ差があるか?
ひと目で分かります。

A級(優勝経験ありのTOP選手)

B級(B級タイムが出せないナンチャッテB級)

今回はA級八咫烏さん(http://raven46.blog.fc2.com/blog-entry-236.html)がトップタイムで59.2秒に対して私が1.03.2だったかな?だいたい106%位。
タイムアタックコースが混んでいたのであまり走らなかったんですが、本気で詰めてもいいとこ105%前後でしょう。

一目見て速さの差はわかるんですが、じゃあ何がどう違うのか、どこを詰めればいいのかとなると大変です。
私もジムカーナ始めた頃は、A級もB級も凄すぎて、速さが違うのは分かっても何がポイントかわからなかったものです。

まずはバンクです。A級の中でも特にバンクが深く長い八咫烏さんとB級の中でもバンクさせない方の私の差は大きいです。
最近は雑誌とかで「バンクさせても速くない」などの記事を見ますが、少なくともジムカーナではそんな事ありません。とにかく何がなんでも死ぬ気で寝かせて、寝かせ続けた方が速いです。

続いてアクセルのタイミングが早いです。
なぜアクセルのタイミングが違うのか?私だってもちろん早く開けれるものなら開けたい。でも開けられない。
ターン後半での上半身の位置や向きが違うのだと思います。上半身が起き気味で捻りを入れる事でバイクを抑えてしまっているので次の加速への姿勢に移れないのです。
じゃあ捻るの止めればいいって訳にもいかず、私は捻りを入れないとタイトかつクイックに旋回できないのです。フロントタイヤをバンクと旋回で押さえつけられる技量と度胸の差でもあります。

そして早くから深いバンクのまま開け始められるために(一部スライドしてしまっていますが)次のターンへのアプローチも弧を描いたラインになる利点もついてきます。


という訳で、今更でもありますがフロントを抑えつつ加速に移行できるフォーム作りが課題です。

2012年2月7日火曜日

コースの作り方あれこれ

チームの練習会で久しぶりのB級タイム=トップ比105%以内を達成しました。
コースが合ったことが最大の勝因。

何故なら私自身が今回のコース設定担当だったのです。

ジムカーナのコースは毎回違います。
練習会でもコース設定を持ち回りで考えています。
コース作りも得手不得手がありますが、概ね上位シードほど、また経験が長いほど面白く練習になるコースを作れるようになります。
反面、どうしても考え方の癖が出てしまい、同じ人が作り続けるとパターンがマンネリ化します。

さてコースを考える場合、どのように組み立てるか?
基本は「自分の練習したいこと、苦手なこと」を組むことが多いです。

しかしスポーツではメンタルも大事で「行ける!俺は出来る子だ!」と思い込める実績も大事です。
という訳で、たまには自分が一番得意でライバルやトップが苦手とするコースを作って気分良く週末を終えることも良いんじゃないでしょうか。


今回のコース設定は自分の狭い意味の速さ以外にスキルが上がったことを実感できました。
コース設定を机上で行い、トップタイムを予想したんですが、1分15秒前後だろうと見積もりました。
実際のコース設営時に危険と思われる箇所を修正し、シケインが出来たのでややタイムは伸びましたが、実際のトップタイムが1分18秒。
シケインなどの補正を考えればドンピシャです。

私がまだC2位の頃にA級トップクラスが大会のコース図を見ただけで「今日は○○秒位だな・・・」と呟いているのを見て感心したものです。
割と近いことができるようになったかも知れない、ジムカーナの総合スキルが上がっているような気がする、と自己満足できる練習となりました。

シーズン開幕まであと一ヶ月半、あと1%上げられればブログタイトルも真実味を帯びるので頑張ります。