ハスクバーナでジムカーナ!

モトジムカーナに参戦しています。
10年度最終戦でB級昇格を決めたDR-Z400SMからハスクバーナSM450Rに乗換てA級を狙っています。

マシンを改造したりセッティングしたり、乗り方を工夫したりする話。
大会でのリザルトと動画が話題の中心です。
モトジムカーナ全般の話もします。

想定する主な読者はハスクSM450Rやモトジムカーナに興味がある方、すでに参戦を始めているジムカーナ選手です。

関東だけでも7台以上、全国合わせれば二桁にまで増えてきたジムカーナ仕様のハスクですが、ジムカーナDRZの元祖のHPのような情報が未だにありません。
これからハスクに乗り換えてみようと思う方やセッティングなどで悩んでいる方と情報共有していける内容になればと思います。

2013年4月28日日曜日

イクイップメント()その2ヘルメット

練習用のメットを新調しました。
実に5年ぶりのアライです。
泣く子も黙るRX-7 RC。


実は私はアライが嫌いです。
モノは良い。それはわかります。

私の初メットはRX-7 RR4でした。
その後もSZ-Ram3を2個買ってます。
どれも満足のいく使い心地でした。

ほぼ同時期のショウエイ品でX11、Jクルーズを使っていますが、ジェッペルに関してはアライの圧勝だと思います。
RR4とX11は互角かな。

しかしバイザー交換方式がショウエイに比べてわかりにくい事。
上手くできなくて、アライの客相に電話した際の対応が非常に腹立たしかった事。
後者が致命的で「二度とアライなんて買うか!」となったわけです。


今は練習用にショウエイZ6。
すでに3年半使って傷だらけ。



本番用にX12。
デザインが最高に気に入っていますが、岡田商事の限定輸入モデルでもう手に入りません。
デカくて重くて練習でもツーリングでも使う気にならないと言う微妙なポジション。

X12は年10回のジムカーナ大会と年数回のサーキット走行でしか使わないので、当面はこのまま。
練習兼ツーリング用のZ6の代替を探していました。

Z6は色、シンプルなデザイン、驚異の軽さ、小ささで非常に気に入っています。
ジムカーナではジェッペルユーザーが過半を占める状況で、フルフェのZ6でも防御力的には十分なのです。もちろんサーキットや高速道路での空力特性とかまったくどうでも良し。

反面、頭を振って操作する事が多いので、軽さ小ささは重要。
練習時には疲れにくいことも大事です。

なのでZ7の発売を待っていたのですが、なかなか出ない。まったく同じZ6を買うのも少しつまらない。
そこでZ6なみに軽くて疲れないメットを探しました。

OGKのエアロブレード3は単色オレンジがあって素敵。試着すると確かに軽い。
かなり気持ちが傾いたのですが、エアロブレード3のオレンジをすでにA級選手が使っている事。
なんだかんだでアライorショウエイが無難という保守思考で却下。

ちなみにジムカーナ界の暗黙の了解で、レプリカカラーに関しては既に使用している選手がいる場合に後から被せるのは避けます。単色に関しては問題なし。なのでエアロブレードのオレンジを買っても大丈夫は大丈夫。のはずです。

という訳で軽さと信頼性を求めるとZ6を買いなおすしかないか、と考えいた時にモーターサイクルショーで出会いました。
用品店で飾ってあるのは見たものの、ケースの中で試着なんてまったく考えられないこいつが、全サイズ試着用に用意されていたのです。

被って感動しましたね。
RX-7RR5ベースなので大きさはそれなりなのに驚異の軽さ。
見た目の質感の高さ。
バイザーのカバー部分が半透明のため、以前ブチ切れたバイザー交換もやりやすそうです。

という訳で買っちゃいました。
発注してから1ヶ月。

あまり欲しいとも思わないメットバックも付属。


説明書はRX-7RR5用です。


RC専用の注意書き。
こいつは丁寧に扱いたい。


本体は展示品よりさらに輝いて見える。


バイザーはスモークに換装済。怖いから店員さんに教えてもらいつつやってもらいました。

RCの記載がなくてもバイク好きなら一発でわかると思いますが。


ま、Z6の代わりの練習用なんで、遅かれボロボロになるとは思いますけどね。
メットも結局は消耗品だし。

ツーリング用にも兼用するので、頭から落ちるこけ方はしたくないものです。



最後に。



定価販売でどこで買おうとまったく値引きなし。
ライコランドのポイント還元で2000円商品券が6枚も出てきましたよ。

という訳で、アベノミクスで景気回復を願って散財しました。








という前フリでジムカーナ界のヘルメット事情を解説します。

最大多数派はアライ・ショウエイの上級ジェッペルです。OGKなども含めれば6割くらいでしょうか。

ジムカーナは歴史的に安全運転講習会の流れを汲む部分があり、白バイライクなジェッペルユーザーが多くいました。

現在となっては、歩いて覚えただけのコースを180°以上振り返りながら走るという競技特性上、絶対的に視野の広い点、思いっきり上半身、頭をひねった所で、チン部分が自分のカラダにあたって邪魔しない点など実利面でジェッペルが好まれるようです。

また夏場の練習などでメットをかぶったまま吸水できるのもありがたい。
欠点の防御力は、ジムカーナは転倒は多いものの、速度が低く顎を強打する率は低いと考えられています。


残りの3割強がフルフェイス。
私自身無傷で住んだとは言え、ジェッペルのRam3使用時に顔を路面に擦りつけながら滑走した事があります。
目の前数センチでバイザーが削れていくのを見てすっかり怯えました。

この時は純正バイザーが本当に優秀で、怪我はなかったのですが、身内でフルフェをかぶりながら
ハイサイドで顎をうって口から血を吐いたのを見たりしています。

私自身レーシックでメガネ不要となり、フルフェに苦がなくなったので、ここ3年ほどはフルフェイスで通しています。

私が始めた7年前と比べてもフルフェイスユーザーは増え続けており、ツナギやプロテクター使用率の向上と合わせてジム屋の安全意識や装備は向上しています。

これからジムカーナをやろうと思う方には、是非ともフルフェイスを使ってもらいたいです。
何はなくとも安全装備だけはケチってはいけません。

もちろん25万のメットじゃなとだめってわけじゃなく、アライ、ショウエイ、OGKなどマトモなメーカーの下位グレードで十分です。

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