素敵カラーリングでした。
これ定価29400円なんですよ。
使い始めたのは去年の春からなので、一年は持ちませんでした。
と言うか、実はコレ2双め。
一つ目はなんと使い出して2回、無転倒で破れました。
さすがにこの時は無転倒で2回使ってコレはオカシイだろうと輸入代理店にクレームしました。
すると流石老舗商社。
丁寧な対応で現品を確認してもらい「確かに転倒跡もないのに破れている」という事で新品と交換してもらいました。
さすがに今回は1年使ってその間の転倒も2桁は固いので、クレームというわけには行きません。
どんな転倒しても破れないグローブなんてありえません。
それは判っているんですが・・・
このファイブRFX1は耐久性がかなり落ちる印象です。
以前使っていたジョーロケットより脆いのは確実で、他の選手の様子を見てもファイブの紙装甲っぷりは際立っているようです。
用品店などで試着した事がある方はわかると思いますが、ファイブは甲側の装甲は他社とあまり変わらない感じですが、掌側は明らかに革が薄いように思えます。
そしてその分圧倒的にフィット感が良い。
このフィット感と操作性は本当に他とは比べ物になりません。
今はアルパインスター、クシタニ、タイチ、ヒョウドウなど大手のレーシンググローブのトップグレードは2.5~3万位の定価が相場なので、ファイブが特に高いわけではありません。
さて、売値が同じな以上、掛けれるコストは他社とほぼ同じ。
それになのに圧倒的にフィット感・操作性が良い。
となると、何を犠牲にしているのだろうとなるわけです。
すでにお分かりの通り、ファイブは掌側の耐久性、革の厚みを切り捨てる事で、フィット感・操作性を得ているようです。
こうなってはもう製品の特徴なので、良しとするか悪しとするかは使う側しだい。
噂によるとジムカーナ最速の一人、CRF450の選手はRFX1を毎年使い捨てているとか・・・
確かにこの操作性は捨てたくないが、毎年2万強のグローブを買うのは痛いです。
という訳で、アルパインスターを買ってみました。
モーターサイクルショーのKTMブースの展示販売品。
カラーリングに負けて衝動買い。
ツナギとチームユニフォームにバッチリ合います。
さっそくこれで走ってみました。
・・・ 。。。 ・・・ 。。。
やっぱりファイブの方が操作性がいい・・・
いや、アルパインが悪いわけじゃないんですが、やはり掌側の革が厚いせいなのか、サイズがあってないのか疲れるし、イライラします。
泣く泣く買い直しました。
レプリカカラーはスタンダードより4千円も高いわけで、一年持たずに破れる消耗品には掛けられません。
それにしたってwebikeで2万弱。無駄にしたアルパインと合わせたら4万の出費です。
書いていて泣けてきます。
さて、ここまで前フリ。
ジムカーナ未経験な方にジムカーナの知識を啓蒙するブログなのでジムカーナの実際を出しておきます。
ジムカーナの装備はロードレースやモトクロスほど統一されていませんが、例えばブーツはほぼ全員がロードレース用ブーツを使います。
極一部の初心者がツーリング用のライディングシューズ、極一部の玄人がモタードブーツやオフブーツですが、初心者はジムカーナにハマると便利で安全なロードレース用に移行します。
モタ・オフブーツはステップワークや(小排気量やモタードだと)シフト操作の面で向かないようです。
ところがグローブはA級からノービスまで様々なタイプが使用されています。
操作性最重視でプロテクションなしのモトクロスグローブから、主流のショートタイプで甲にプロテクションがあるタイプ、さらに私のようにレーシンググローブまで様々です。
上位シードだからレーシングタイプが多いからという事もなく、各人の好みです。
私の主張としては、せめて甲側にハードプロテクション、掌の付け根あたりに何らかの補強やプロテクションがあるグローブがお勧めです。
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