ハスクバーナでジムカーナ!

モトジムカーナに参戦しています。
10年度最終戦でB級昇格を決めたDR-Z400SMからハスクバーナSM450Rに乗換てA級を狙っています。

マシンを改造したりセッティングしたり、乗り方を工夫したりする話。
大会でのリザルトと動画が話題の中心です。
モトジムカーナ全般の話もします。

想定する主な読者はハスクSM450Rやモトジムカーナに興味がある方、すでに参戦を始めているジムカーナ選手です。

関東だけでも7台以上、全国合わせれば二桁にまで増えてきたジムカーナ仕様のハスクですが、ジムカーナDRZの元祖のHPのような情報が未だにありません。
これからハスクに乗り換えてみようと思う方やセッティングなどで悩んでいる方と情報共有していける内容になればと思います。

2011年8月30日火曜日

ジムカーナ初心者練習会 とこ錬

(あ)むしさん(http://amushi.seesaa.net/)が主催しているとこ錬(http://amushi.la.coocan.jp/bike/training.html)に参加しました。

この練習会はレベル別に走行枠が決まっていて、シードが半分、ノービス選手~大会未経験~初心者が半分です。
これによって、シードばかりでレベルが高くて初心者が臆してしまったり、初心者ばかりで見本がなかったりする問題を解決しています。
シードがいると走りの見本になる以上に、練習会の運営や参加者がやる事がわかるというメリットがあります。
ジムカーナの練習会は、運営に慣習的なルールが多く、本当に初心者ばかりだと効率良く練習会をまわすのが大変だったりします。

半々とはいえ、シードは出来るだけ未経験者を指導するのがとこ錬のルールです。(ジムカーナ全体の慣習でもあります。)
ここの所、コースウォーク時に初心者の引率をして、コースの覚え方のコツやライン取りの考え方などをお話しています。(本当はA級選手もいる中で色々説明するのも冷や汗ものなんですが)

今回は特にアダチセクションの攻略で皆さん苦労していたようです。
絶対的に狭く、小回りする技術が必要と言うのもありますが、初心者クラスで多く見られたラインについて解説します。
アレな落書きですみません。
絵の1が多くの方で確認された走りです。
最初に踏む事を指定されている奥のライン1を踏み、次のライン2へ向かって加速し、ライン2でターンしてライン3へ加速・・・です。
3つのラインをそれぞれのアクションで踏みに行くとこうなります。

しかしアクションを一つ減らすラインがあります。それが絵の2です。
奥のライン1を絵の上側で踏み、そのターンのままライン2まで踏みます。
こうする事でライン1~2の加速が不要になり、ターンの回数も一回減らせます。

自分の旋回半径を知っている(自分の旋回半径が安定している)と言う技術上のレベルないわけではないんですが、加減速を含むラインの組み立てだけで、ターンを一つ減らせる事により、リスクを取らずにタイムを削れます。

参考動画(0:49~0:56あたり)
ライン1通過後にハンドルが戻り、アクセルを入れているのが判ります。

参考動画(0:38~0:44あたり)
ライン1と2の通過が1アクション(一回のフルロックターン)です。

さぼりがちのブログですが、ジムカーナに関する質問などあればネタにして行きたいので、とこ錬参加者の方などぜひお願いします。

2011年8月4日木曜日

ハスクバーナ純正扱いのアローのフルエキ

ハスクバーナ純正扱いのアローのフルエキを購入しました。

定価308000円と言うシングルエンジンのマフラーとは思えないお値段です。
SS用だってここまでするのは滅多にないんじゃないかと。
非常に大きなダンボール入り。


納車時にいわゆるフルパワー化はしてもらっていました。O2センサ外してマップを変えてってやつです。
しかしそれではパワーもトルクも足りなかったのです。特に低速からのトルク。
レーサー化されたDRZ400SMと比べてどうしても回転からの立ち上がりなど、0からのダッシュで劣ってしまう感じでした。

周囲を見るとエキゾーストは色々です。

まず一番お手軽なのが、ノーマルマフラーから触媒を取ってしまう方法。
手間だけでタダです。
軽量化にもなり、おそらくは音量対策でふん詰まっていたのが抜けるようになり大幅にパワーアップします。

次にデビルを試した選手がいます。このデビルは買った選手が試して駄目、他の選手に譲られて試しては駄目と3回にわたって駄目出しされてます。
どうしても低速が合わないとか。

本来のモタードレースやモトクロスとジムカーナはエンジンの使用回転域がまったく違うので、社外マフラーの特性と合わないというのは、DRZでも同じ悩みでした。
いかに安定してフラットなトルクを下から出せるかがジムカーナのポイントです。
逆に高回転での伸び上がるようなパワーはあまり意味がありません。

さてアローです。
これは何が良いって純正である事です。そうハスク謹製のECUが付いてくるのです。
こいつのおかげで社外マフラーを入れた時の悩みが激減します。だって基本的にはすでに合っているんですから。

さらに良いのはとにかく軽い!
ダンボールごと計ってノーマルと比較しました。5.1kg程軽量化されます。
サイレンサー部分だけで3.1kg!
マシンの端の高い部分にあるマフラーがこれだけ軽くなれば動きも変わります。
そのまま乗ったらブレーキングでリアが上がりすぎて前後バランスが崩れてしまうほど。

欠点は音量です。
計っていないものの、120db overの噂に偽りない感じです。
当然ジムカーナのレギュレーション的にも真っ黒。

A級選手に習ってワンオフでインナーバッフルを作成しました。

2011年8月3日水曜日

11ダンロップCUP Rd.2

コンバートから3ヶ月経ちました。
アレコレ悩みながらセッティングを進めています。

少しずつ良くなっていっているものの、なかなか思ったほどにはタイムが伸びません。
あまりパッとしない成績で公開ブログにアレコレ書いたり、動画を載せるのもみっともないと思っていました放置していました。
それでも一本投稿しただけのこのブログを見てくれている方が意外と多いみたいで、今後は出来るだけ更新していこうと思います。

7/17に日本どころか世界で最も大きなジムカーナ大会であるダンロップ杯が、埼玉県桶川市(本当は川島町ですが、みんな桶川と呼びます)で開催されました。
震災の影響で3月の開幕戦がキャンセルされ、本来ならRd3のはずの7月大会がRd2です。

アレコレ弄った話は別として、B級入賞はなんとか狙えるんじゃないかと思ってアタックしました。


1st heatでB級6位と入賞圏内だったものの、2nd heatのゴール目前の最後のターンで痛恨のスリップダウン。
タイム比、順位とも残念な結果に終わりました。