ハスクバーナ純正扱いのアローのフルエキを購入しました。
定価308000円と言うシングルエンジンのマフラーとは思えないお値段です。
SS用だってここまでするのは滅多にないんじゃないかと。
非常に大きなダンボール入り。
納車時にいわゆるフルパワー化はしてもらっていました。O2センサ外してマップを変えてってやつです。
しかしそれではパワーもトルクも足りなかったのです。特に低速からのトルク。
レーサー化されたDRZ400SMと比べてどうしても回転からの立ち上がりなど、0からのダッシュで劣ってしまう感じでした。
周囲を見るとエキゾーストは色々です。
まず一番お手軽なのが、ノーマルマフラーから触媒を取ってしまう方法。
手間だけでタダです。
軽量化にもなり、おそらくは音量対策でふん詰まっていたのが抜けるようになり大幅にパワーアップします。
次にデビルを試した選手がいます。このデビルは買った選手が試して駄目、他の選手に譲られて試しては駄目と3回にわたって駄目出しされてます。
どうしても低速が合わないとか。
本来のモタードレースやモトクロスとジムカーナはエンジンの使用回転域がまったく違うので、社外マフラーの特性と合わないというのは、DRZでも同じ悩みでした。
いかに安定してフラットなトルクを下から出せるかがジムカーナのポイントです。
逆に高回転での伸び上がるようなパワーはあまり意味がありません。
さてアローです。
これは何が良いって純正である事です。そうハスク謹製のECUが付いてくるのです。
こいつのおかげで社外マフラーを入れた時の悩みが激減します。だって基本的にはすでに合っているんですから。
さらに良いのはとにかく軽い!
ダンボールごと計ってノーマルと比較しました。5.1kg程軽量化されます。
サイレンサー部分だけで3.1kg!
マシンの端の高い部分にあるマフラーがこれだけ軽くなれば動きも変わります。
そのまま乗ったらブレーキングでリアが上がりすぎて前後バランスが崩れてしまうほど。
欠点は音量です。
計っていないものの、120db overの噂に偽りない感じです。
当然ジムカーナのレギュレーション的にも真っ黒。
A級選手に習ってワンオフでインナーバッフルを作成しました。
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