ハスクバーナでジムカーナ!

モトジムカーナに参戦しています。
10年度最終戦でB級昇格を決めたDR-Z400SMからハスクバーナSM450Rに乗換てA級を狙っています。

マシンを改造したりセッティングしたり、乗り方を工夫したりする話。
大会でのリザルトと動画が話題の中心です。
モトジムカーナ全般の話もします。

想定する主な読者はハスクSM450Rやモトジムカーナに興味がある方、すでに参戦を始めているジムカーナ選手です。

関東だけでも7台以上、全国合わせれば二桁にまで増えてきたジムカーナ仕様のハスクですが、ジムカーナDRZの元祖のHPのような情報が未だにありません。
これからハスクに乗り換えてみようと思う方やセッティングなどで悩んでいる方と情報共有していける内容になればと思います。

2014年7月23日水曜日

無茶?しちゃうでしょ!!!!

半年ぶりにこんにちは。
B級最速のじゃぽにかです。

2014ダンロップ杯Rd3参戦レポートですが、B級最速と書いた通りクラス優勝できました。
奇跡です。

B級での入賞はJAGE杯で5位が1回、6位が2回のみ。
しかも最後は12年11月でB級が増えてきた最近はご無沙汰でした。
激戦のダンロップ杯に至っては最高順位は前戦の14D杯Rd2の7位で入賞経験なし。

B級ともなると各選手のレベルは高次元でまとまっていてこんなにイキナリ順位を上げる事はないと思ってました。

そして総合9位。7ポイント獲得。
信じられません。毎戦これなら余裕でA級昇格ですよ。


この奇跡の勝利で更新できなかったブログを頑張ってみます。

コース図配布の時点で、これは自分には向いていると思いました。
ほとんどがコーススラローム的で、回転や極低速でこねくり回すセクションが少ない。

完熟歩行中にA級八咫烏さんが「今日は上手い下手じゃない。頑張るか頑張らないかで決まる」と話しているのが聞こえてきました。
ビビらず速度を乗せる、速度を残す、そして何より大事な早く大きくアクセルを開ける、そのためのライン選びを意識して完熟歩行をしました。3周半ほど歩いてタイムアップ。
アダチのラインは少数派とわかっていましたが、先に折り返して行くラインを選択。

1H



めっちゃくちゃになりながらも攻めた走りができました。
島周りは概ね成功したのですが、クラッチを切るのか繋いだままで行くのか迷ってしまったのが微妙。
2回の島周りの間あいだにあった団子の奥のターン、島周り後の直パイ入りで突っ込みすぎてフロントタイヤが一瞬逃げましたが、何とかラインも外さず行けました。
今の私の場合ですが「しまった!」と思う位突っ込んでしまってから、無理やり曲げる位の方がタイムが出るみたいです。

定常円の戻り側ではパーシャルで行きましたが変に失速するだけだったので、刻んででも開けた方が良さげでした。

アダチは一本目踏んで戻りの左ターンでバランスを崩して脚付き。2本目のラインへのアプローチとして取ってくれれば助かるんだけど、きっついな。と思いながら次の回転へ。
アダチ出口が結構狭くてグダグダしながら回転。

その後は無難に走りきってゴール。
49秒台のコールで満足しました。
この時点でトップ45秒前後を予想していたので。

結果1ペナがついてクラス8位。生タイムでクラス4位相当。
いつもよりも良い位です。
しかしミスった選手が2Hで上げてくるのは確実。
ペナを取り戻して生も上げられれば6位以内はありえる。必死で攻めようと決意しました。

つまりは1H終わった時点でも目一杯欲をかいた目標が「6位以内に入賞したい」で優勝なんて思ってもいなかったって事です。

昼休みにほかの選手にも「一発かましたったぜ!とか、やり遂げたった!」って顔してると言われてましたんで、そこそこのタイムにもう満足していたのかもしれません。


そして2H。
B級最初に走ったラムカーナ氏が戻ってくるなり「47.5は出るよ!」と後走のB級全員にプレッシャーをかけて来ました。
1H同様にミスったら仕方ない。ペナってもコケてもいいつもりで攻めました。
しかし島周り時点ですでに1Hより危なげなく走ってしまっている感があって焦りが・・・
定常円の戻りは刻んだアクセルで好転。

そしてアダチでしでかしました。
2本目のラインを踏んだところでハンドルが猛烈に切れ込んでバランスを崩し、ケツの位置がずれてしまったのです。
グダグダになりながら回転に向かいましたが、お尻の位置が違うとマトモに回転できません。
「終わった・・・」と思いながらも回転しながら必死にケツをずらします。

「も~~コケてもいいや~~」と心底思いながら高速の外周を回ってそこからのスラロームは全ターンこけるつもりで突っ込みました。

ゴールして「こりゃ~更新はないな。」と思っていたんですが、コールは47秒台。(47.6と聞こえた気がしたんですが、実際には47.8でした)
ガッツポーズ出ましたね。

そして実はセコイ作戦があって、ゴールのゲートパイロンのアウト側が私がゴールした時には最初から倒れていました。
マーシャルに「俺じゃないよね?最初から倒れてたよ!」とペナつけんなよアピと同時に(もしタイムが悪かったらこれを理由に再出走しよう・・・しめしめ)と企んでいたわけです。
実際、光電管ラインより前のパイロンが倒れていて、マーシャルが直せていなかった以上、再出走させてくれと言えばマズ通ったと思います。

あまりのタイムの良さに即座に再出走案は廃棄されて、ご機嫌で観戦エリアに戻りましたが。

観戦エリアに戻るともうそこからは一人夏祭りでした。
どうやら前述のラムカーナ氏以外に私より速いB級がいないらしい。
中部のMSKさんが生で47.0だけどペナっていたとの情報で、心拍数が跳ね上がるのを感じました。

出走する選手を睨みつけ「こけろ~、ペナれ~」と大声援を送り、合間合間に「俺ペナってないよね?コース合ってたよね?」と周囲に聞きまくるウザさを爆発させました。

何故かB級MSKさんが再出走になっているのを見た時には本当に絶望でしたね。
「ファッ〇!!なんだよ!ズルイゾ!!」(←自分の再出走作戦はなかったことになりました)

MSKさん走行中はそれはもう呪いに呪いましたが、素晴らしい走りで駆け抜けていきます。
「終わった・・・これで順位が落ちた・・・いやでも6位には入れそうだし」と諦めかけた最終盤にハンドルを切れ込ませたMSKさんがミニパイロンをなぎ倒しました。
「ヒャッハー!!!やったぜ!ZMAAAAAAA!!!!」と躍り上がって喜ぶと「じゃぽさんウルサイ。落ち着け。な?」とチームのNLに言われる始末。

入賞は確定。これは2位か?もっと速いけど把握してない選手がいるとしても3位には入れているか?と昇格争いをしていた頃の堪らないドキドキを味わいながら表彰式を待ちました。

ああ、MSKさんがトランポが近かったので、上記の話は本人にも直接しています。
ジム屋は何のかんの言っても同時に走るレースと違って、呪われようが罵られようがミスを他人のせいにできないので喧嘩になる事はない(と思います)のです。

そして表彰式。
じゃんけん大会でも勝ってしまい、ベスラグッズをGet!
いよいよB級表彰。2位になれているか???と思っていたのに・・・
「優勝。じゃぽにか さん」 

「!?」

優勝!?瞬時にラムカーナ氏がペナったと分かりました。



大喜びで前に出て、インタビューに謙虚に答えたんですが、思いっきり水をかけられ暑かった一日の汗を全て流して最高の大会を終えました。



正直なところ、B級トップを取れるレベルではなく、A級を目指せるレベルでもないんですが、棚ぼただろうがフロックだろうが勝ちは勝ち。
次戦で凹まされるまでは精一杯我が世の春を謳歌するつもりです。

ジムカーナって本当に楽しいですね。



(この記事のタイトルは最近周囲で大人気のジムブログを無断でパクってます。もしご本人様が不快でしたら即時改訂しますのでお知らせ下さい)

2014年1月10日金曜日

女性の装備 レディースイクイップメント

ジムカーナに限らず女性のバイク用品は男性向けに比べて少なく苦労している女性ライダーは多いと思います。

今回はモトジムカーナを始める女性に装備一式を提案というか紹介します。
男女問わず色々な装備の選手がいるのですが、まず一般的な範囲で書いていきます。

ヘルメット
ここは女性であってもまず問題なしです。
フルフェまたは上位ジェッペル使ってください。
http://husqvarnasm450rgymkhana.blogspot.jp/2013_04_01_archive.html参考記事です。
私としてはフルフェイスをお勧めします。
アライかショウエイのフルフェを使えば、後悔することはないと思います。

上半身プロテクタ
ジムカーナでの定番中の定番。コミネの鎧です。
レディースサイズがあるのがありがたい点で、他にレディースがあるのはアルパインスター、ホンダなどですが、ほとんど同じ作りでお値段倍だったりするので、バイク用品界のユニクロことコミネさんに感謝しつつ使います。
関東だと用品店の店頭在庫もある場合があるので試着も可能です。
ウェビック等ネットで買ってサイズが合わなきゃ返品という手もあります。
だいたい1.5万円位です。

鎧の代わりにプロテクター入りのジャケット等を使うこともできますが、転倒の度に破れて結局は高く付いたり、プロテクション性が悪くて諦めるパターンが多いです。

パンツ
革製品でヒザに硬質プロテクターが必須。腰周りにスポンジ等の保護材が入っているものを選びます。ジムカーナでは結構な頻度で腰から落ちて痛いです。
男女ともにド定番がヒョウドウです。
レディースモデルはウェブも含めてカタログに乗らない事もある(と言うか公式HPと公式WEBショップにレディースモデルが乗らない事が多い。流通自体は少量ながらある)のが不思議なんですが、レディースサイズのトップモデルがこちら。

写真はパンチングなしのモデルですが、ジムカーナだけで言えばパンチングありのものを通年使用する方が楽です。速度が乗らないわりに運動量が多いので。

ヒョウドウは春夏物と秋冬物がきっちり分かれていて流通量も少ないので、パンチングモデルが欲しいとなると3~5月に抑えるしかありません。
特にレディースは毎年生産するわけではないらしく、入手性がかなり悪いです。
計画的に抑えにかかる必要があります。
タグにはMとありますが、WOMANS Mです。
ニースライダーはジムカーナ的にはなくてもOKです。

好みもありますが、ブーツインがお勧め。
ブーツアウトの方が見た目は好きなんですが、最近のブーツはプロテクションの充実とともに太くなってきていて、ブーツアウトのパンツに入りきらない可能性があります。

入手性の悪さもあって、男性用のSやMを流用する選手もいます。
写真のトップモデルで5万。安価なモデルで3万位です。

レーシングスーツ(ツナギ)
鎧&革パンの代わりにツナギ(レーシングスーツ)を使う選手もジワジワ増えています。
ツナギであれば各ブランドに女性用モデルもあればオーダーと言う手もあるので楽だと思います。
ただし安全性的には最高ですが、自走だと大変だったり夏場暑くて死ねるので多数派には至っていません。


グローブ
女性用のグローブは数ありますが、レーシング系が少ないのがキツいです。
ジムカーナでサーキット用のレーシンググローブを使う選手は少数派です。
高速でスライディングする事が少なく、落下の衝撃が大きい場合が多いのでプロテクタは必須ですが、手の平側にもプロテクトがありつつ操作性が良いものが望ましいです。
(参考:http://husqvarnasm450rgymkhana.blogspot.jp/2013/04/1.html
 ファイブのスタントにレディースがあり、これは操作性が抜群です。プロテクトもそこそこ。8千円。
ヒョウドウにもレディースの同等品があります。
操作性はやや落ちますが、D3Oという柔らかいのに衝撃で硬化する素材が使われており操作性と防御性を両立しています。
高価なのが難点(たしか1.2万位します)。
またヒョウドウは春夏モノと秋冬モノの流通時期がはっきり分かれており、このグローブは夏用なので3~5月に探さないと見つからない場合があります。
こちらはファイブのレーシンググローブでRFX3です。(9千円)
ヒョウドウにもレディースのレーシンググローブ(1.6万円)があります。
当然どちらもプロテクション性はグッと良くなりますが、やや操作性が落ちるのと手首周りを固定されるので合わないと感じる選手も多いようです。
私自身はレーシンググローブのトップモデルを使っているので、どちらかといえばお勧めですが、操作が疎かになっては元も子もありません。

ブーツ
ここが最難関。
なにせサイズがありません。
市販各メーカーはトップモデルはもちろん、中級モデルも軒なきEUR39(JP25cm)から。
ツーリング兼用の下位モデルでやっと23cm~が設定され、それも相当根気よく探さないと入手できません。
私が見てる範囲だとXPD、アルパインスターのユーザーが多いようです。

クシタニでオーダーと言う手もあるものの、クシタニのこだわりでハードプロテクションなし、合皮なしの本革のみ。
滑走より打ち身が多いジムカーナ的にはイマイチです。

手元にあるのが2種で

XPDの下位モデルです。EUR38、JP23.5サイズ。(たぶん2.5万位)


こちらは日本国内にこの一足しかないんじゃないか位の貴重品。
SIDI ベルディゴ レイです。サイズはEUR37。
JP24とありますが、XPDはEUR38でJP23.5なのが謎です。

ベルディゴのレディースモデルですが、日本への輸入元の岡田商事に取り扱いがなく、個人輸入で持ってきています。
これだと最低サイズが37からあります。またSIDIでは一世代旧型とはいえ中級グレードなのでプロテクションもまずまずです。

このSIDI何が良いってスライダーです。
ジムカーナで最も消耗するトゥースライダーはSIDIのセラミックスライダーが最良です。
このスライダーも既に国内への正規輸入が途絶えて久しく、関東ではワタナベ商会から購入できるのみ。
それでも手に入るのでスライダー部分だけでも他社ブーツに無理やり付ける選手もいます。

写真のようにこちらもセラミックスライダーをつけて万全の状態です。
こちらは金に糸目をつけない探し方をしたのでかなり割高です。
正規輸入されていた頃のベルディゴは4万弱でしたが・・・

EUR39(JP25)以上のサイズで合うなら、そちらを選ぶほうが良いと思います。
実際にSIDIのSTやヴォルテスなどを使っている女性シード選手もいます。

下位グレードでの妥協はあまりお勧めしません。モノがないために下位グレードを使っている女性選手は多いのですが、私はくるぶしを3回骨折しています。
SIDIのベルディゴ、ガエルネのRSと中級グレード、上級グレードを使っていてくるぶし部分硬質プロテクションがあってもこのザマです。
ここで「どっちにしたってダメな時はダメ」と思わずに、少しでもマシな装備を選んで欲しいと思います。
また仮に骨折した時に「上級グレードを使っていれば・・・」と後悔するのは悲しいです。



以上がレディースジムカーナ的装備の紹介です。

結構な頻度で初心者女性に安全装備の重要さを説いたり、具体的な装備の紹介をしつづているのでまとめてみました。
時間とともに装備も変わっていくとは思いますが、参考にしていただければ何よりです。

2013年12月28日土曜日

FIVE RFX1 ファイブのレーシンググローブのトップモデルのインプレっていうか、愚痴。

8ヶ月前に書いたのがこちら

http://husqvarnasm450rgymkhana.blogspot.jp/2013/04/1.html

まとめると
12年4月 初代RFX1 ドヴィチオーゾ購入→無転倒で2回使用したら指が出た。
クレームにて新品と交換。



13年3月 約10ヶ月使用した二代目RFX1 ドヴィチオーゾ→左手のひらヤブレ。
RFX1ホワイト購入。


13年12月 9ヶ月使用した三代目RFX1ホワイト→右手のひらヤブレ。





何なんでしょうね、いったい。
激安ネット通販でも2万する最高級品ですけ怒!定価は2万5千円なんですけ怒!

前回も書きましたが、フィット感、操作性が良いのは間違いないにしろ、いくらなんても脆すぎるだろう。
転倒している以上、ある程度仕方ない部分もありますが、他社製の同等品に比べて脆すぎます。

また初代に見られるように、そもそもの品質に不安があります。
と言うのも三代目ホワイトが破れてしまい、通販だと間に合わないイベントがあったので某ナップス足立店に行きました。
いい加減この脆さに嫌気がさしていたので、他社製品とハメ比べていたんですが、そこで見たものは・・・

なんと陳列されている商品(ブラック/ホワイトのMサイズ)の縫製が既に完全にほつれており(もしかしたら最初から革が合わさっていないまま縫製したのかも。縫い跡の感じからして)すでに開きかけていたのです。写真を取れなかったのですが、部位は私の三代目ホワイトが破れた部分とほぼ一緒。

ちょうど他社のグローブ試したりで店員さんと話したので、説明して不良品だろうと伝えた所、メーカーに返品すると回収してくれました。

気になってほかの陳列品も何個か見ましたが、さすがに同じようなホツレは見つかりませんでした。
しかし私が手にしただけでも初代と今回の陳列品で2つも縫製不良と思われる不良品があったわけで、確率から言っても相当な頻度で不良品が紛れていると思われます。

ここまで愚痴っておいてですが、結局は上述の通り、またしてもRFX1を買ってしまいました。
さすがに不良品を見た直後にその店では買う気になれず、帰宅後落ち着いて考えてからネットでポチったわけです。
そして本日到着。
使用前にメチャクチャ念入りに縫製を確認して、ちょっとでも不具合があればすぐにクレーム交換してもらうつもりでしたが、結果は・・・





一見普通です。
しかし疑心暗鬼できっちり細部まで確認した所・・・ヤラレタ・・・


こちらは左手の薬指部分です。外縫いの一部が繋がっていないのがわかります。浮いた糸が黒いのでわかりづらいですが、もう一枚。

これだと分かりやすいでしょうか。

これって不良品ですよね?縫製不良ですよね。仕様だと強弁されたらブチ切れですよ。
初代の指パックリってこれと同じ不良だったって事か。


チェックして良かった。
一度でも転倒すれば製造不良なのか転倒によるものかわからなくなりクレームもしにくいですし、転倒の少ない私でも今月だけで3回は転んでいるわけで、使い始めてから気付いても遅いのです。

もう大概の会社は休暇に入っていると思いますが、クレーム連絡して対応を待ちます。

しかしちょっと怒りを感じずにはいられません。

二代目、三代目の破れはほぼ同じ場所ですが、ここの革が薄い事、合わせ部分をギリギリまで小さく取っている事で破れやすいのですが、同じ理由でフィット感と操作性がいいので、割り切ったデザインとしてはありです。操作性を犠牲にするかわりにプロテクションや頑健さが売りの商品も世の中にはありますから。

しかし縫製不良はメーカーとしてマズイ。
不良品が0ってのはありえないにしろ、率も高いようだし、出荷前のチェックなどはどうなっているのかと。

ついでに言えば、二代目の左手が破れた時に右手を捨てずに取っておけば、三代目の生き残りの左手と合わせて使えたのに、と思うと怒りもいや増すというものです。
ここは完全な逆恨みですがね。

という訳で、年明けの対応を待ちます。

ジムカーナの参戦経費

2013年も残りわずかですね。

シーズンとしては年明け早々のJAGE杯が最終戦ですし、チーム練は正月三が日からあるのですが、3ヶ月も放置のブログの更新希望を各所から頂いたので、読んでくれているジムカーナ選手が一番嫌がりそうなネタを書きます。

参考(http://kissy.way-nifty.com/kissy/2008/05/post_f814.html
基本的に私のようなホビーライダーを前提にするとモトクロスで100万位、ST600で200万強、ミニバイクで150万位の年間参戦費が発生するようです。車両の初期コストなしで。

さてコストの低さも敷居を下げていると言われるモトジムカーナですが、13年の私の経費を概算しました。

まずモトジムカーナの大会は関東は公式10戦、非公式の茶屋4戦。エントリフィーは6000円です。
地方大会に遠征する場合は、安くて3000円からで様々のようです。
他のモータースポーツのエントリフィーから比べるとバカ安です。

私の場合、公式戦に全戦、東北大会に1戦出ました。









単価 回数 小計

ダンロップ杯 6000 6 36000


JAGE杯 6000 4 24000


東北大会 3000 1 3000 63000







大会で63000円。
関東で本気でジムカーナに取り組んでいる選手は、公式戦+茶屋杯の8割には出ると思われますので、まだしも安い方かもしれません。それでも大きな差はないと思います。

続いて練習会参加費。
これは選手によって大幅に変わってきます。
チームについての回で書いたように、出たくても出れる練習会が少なくなり、結果として低コストの選手もいます。
また月会費定額制の練習会に参加し、そこでだけでひたすら練習する選手は一回あたりのコストを大きく下げられます。コソ練(グレー~ブラックな場所での練習)は当然タダ。

私の場合は下表の通りです(参加費だけ払って雨でサボって走っていない回やら数え漏れもありそうですが)









単価 回数 小計

チーム合同練 3000 5 15000


ハンター練 4000 11 44000


他チーム練 5000 12 60000


トコ練 4000 2 8000


富士の会 4100 1 4100


D練 4000 4 16000


JAGE練 4000 4 16000


東北 3000 1 3000 166100








年間の練習回数としてはやや多い方かな。
基本的に上位勢ほど練習回数が増える傾向にあり、本気でジムカーナをやるなら大会含めて年間50回程度、つまり週一回は走る必要があるように思います。
私の場合、コソ練、自主練の類はなく、ほぼ全ての週末と極稀に平日練習会に参加しています。

続いてメンテナンスコスト。











単価 回数 小計

オイル 交換のみ 3500 5 17500



フィルタ交換 9000 3 27000


タイヤ 前後 40000 5 200000


ガソリン
160 150 24000


ブレーキパッド
8000 1 8000


整備ケミカル
5000 1 5000 281500










やはり一番はタイヤです。
ここは練習量と車種による消耗頻度の差と、何回まで大会に使うかの差が出ます。

私の場合は新品で大会に出て、終わったらすぐに外して温存。2回目の大会で使ったら練習用に下ろすパターンでだいたい回っています。

ビックバイクだとタイヤの状態によるタイム変化が大きいので、毎戦新品タイヤを入れたり、そもそも車重と馬力のせいで消耗が早かったりするので、一気にコストアップします。
またひたすら中古タイヤを仕入れてコストダウンさせている選手もいます。

整備に入れるか非常に迷うんですが、オーバーホールコストを別に出します。
私のハスクSM450R系のエンジンは(ジムカーナにまだしも近いと思われる)エンデューロでは80時間でのエンジンオーバーホールが規定されています。
稼働時間計測をしていないのですが、新車で買って3シーズンでおそらく100~150時間程度の運用と見積もっています。
という訳で、年明けの大会が終わり次第OH予定です。
またサスですが、これは半年に一回OHしています。









単価 回数 小計

エンジン 400000 0.33 132000


サス 40000 2 80000 212000







本当は2年に一回EgOHが正しいはずですが、実運用に合わせて単価1/3相当にしました。
ただOH費用は今後開けてみないとわからない部分もあり、もうちょっと嵩む可能性大です。


続いて移動費。
私のトランポは基本的にバイク運搬にしか使わず、普段使い用の乗用車と併用しています。
なのでトランポ経費は全てジムカーナ用としても大枠合うことになります。
トランポ自体の減価償却が難しいのですが、ここでは少なめに1年8000km走行で5%償却したと見なします。
実際、ハイエースは下取りが異常に良い上30万km位余裕で走るので、潰すつもりで見ればこんなものかと。









単価 回数 小計

車体償却 2100000 0.05 105000


ガソリン 150 800 120000


高速 1500 50 75000


車検 130000 1 130000 430000








高速代は調べなおすのが面倒なので、使用時の平均的な単価と使用回数で計算しています。
ガソリンは150円/L、10km/Lです。燃費はMTのため実際にこんなもん。
やはり車の維持費ってきついですね。
今は駐車場が家にあるのでタダですが、駐車場を借りる場合はさらに上がってしまいます。

トランポを使わず、自走でやると燃費向上でガソリン代半額になり、車体償却と車検がなくなり一気にコストダウンできます。
またはサンバーに代表される軽トランポでも半額近くになるのではないでしょうか。
レンタカーについては一度計算したのですが、ハイエースだと月に1.5回のレンタルでトントンになり、現実的ではありません。

これも入れるか迷いましたが、装備関連。









単価 回数 小計

ツナギ 50000 0.3 15000


グローブ 20000 1 20000


ブーツ 40000 0.3 12000


メット 50000 0.3 15000 62000







私の場合はツナギこそ格安なものの、良いグレードの装備を高頻度で更新しているので、高くついています。ジムカーナ選手の平均はこの1/3以下だと思います。

さて以上が13年の私のモトジムカーナ参戦経費です。
合算すると

1214600円/年

つまり
101217円/月



そして車体のイニシャルコストは乗っけていません。
SM450Rがどれだけ持つのかわかりませんが、私自身はハスクの倒産、KTMへの吸収もあり、またレーサーモデルの部品がいつまで持つかという点も考えて、3年経った今回のOH後、さらに3年使えれば十分だと思っています。
以前(http://husqvarnasm450rgymkhana.blogspot.jp/2013/02/sb.html)イニシャルコストについては書いていますが、ざっくり200万です。
6年使えたとして35万/年ってとこでしょうか。
その後、いくらで売れるのかにもかかっていますがほとんど期待していません。

この車両イニシャルコストを乗っけるとざっくり

155万円/年

かかっている事になりますね。
月あたり13万って所でしょうか。

我ながら本気で動揺するレベルです。
10年続けたら家が立つって本当ですね。

今回はあくまで私の経費なので、各所にちょろちょろ書いたように、選手によって参戦経費はまったく異なります。
特にトランポの有無、地方勢の場合は遠征の頻度と距離、バイクの車種による初期費用、維持費の差が大きく出ると思われます。
練習会の参加費なんてのは全体の中では大したことはなく、タイヤ代すら最大コストではありません。

関東でよくいる自走VTR250を想定するとトランポ関連で30万、OH関連で15万、イニシャルコスト・維持費・減価償却で40万は落とせると思います。これなら65万円/年。5万円ちょい/月。
私は装備も割と高いものをパッパカ買い換えているので、さらに落とせると思います。

しかし最低でも月3万程度は用意しないとジムカーナに目一杯のめり込むのは難しいとも思います。
世のお父さんのお小遣いや学生のバイト代でギリギリ回るラインでしょうか。


いや~本当に計算しなおして、これまでの8年間を思って吐きそうになりますね。リアルに吐き気がします。
もちろん最初の2年は自走だったし、バイクも違うので単純に8倍じゃないですけどね。
怖いのはこれからです。
ハスクに乗る限り、トランポも手放せません。

毎月13万を他の遊びに使ったら何ができるのか?
毎月13万を家庭に入れたらどれだけ生活が良くなるのか?
毎月13万分働かなくて済むならどれほど幸せか?

いろいろと考えてしまい、当初読者のジムカーナ選手を凹ますはずが自分が落ち込んでしまいました。
これからジムカーナ参加を考えている方に良いアドバイスと悪いアドバイスです。

自走で参加できてモータースポーツとしての敷居とコストは間違いなく低いです。
学生でもお小遣い制お父さんでも本気で走れます。

本気になりすぎると身を持ち崩します。
引き返せなくなる前にヨクヨク考えましょう。


では皆さん、良いお年を。

私は今回の記事を最後に引退するかもしれません・・・行っても年100万だと思ってたのに、155万って・・・

2013年9月27日金曜日

プロダクションレースタイヤとジムカーナ

(少なくとも関東公式戦の)二輪ジムカーナで使えるタイヤには「公道走行可能」というレギュレーションによる縛りがあります。
このためスリックタイヤは使えません。レインタイヤもほぼ使えません。
例外的に12インチにはミニバイクレース用なのに何故か公道走行可能なレーシングレインがあって、ミニバイク勢は雨の大会を日々心待ちにし、待つだけではなく雨乞いの日々を送っています。

さて一般的な17インチのスポーツバイクがジムカーナでタイムを狙うとどうなるか?
ジムカーナはオンロードレースなのでグリップが必要です。
そして走行時間は長くて2分。2ヒート合わせても4分というスプリントレースという次元ではないスプリントっぷり。つまりライフは気にせず、目いっぱいソフトなタイヤを使えます。
それでいながら公道を合法走行可能となると結果としてST600で使われているようなプロダクションレースタイヤを選ぶことになります。

ST600も「クローズドコース専用の溝付きタイヤ」というわけのわからないものですが、プロダクションレース=市販車レース=公道でみんなが乗ってるバイクですよって建前があります。
みんなが乗ってるバイク、にはエンジンやフレームはもちろん、タイヤも含まれます。
しかし当然ながらレース参加者はもちろん、タイヤメーカーもコンペで参加する以上は有利なタイヤを使います。

するとタイヤメーカーは公道用の車検に合格するギリギリのランド比率(溝の少なさ)で、レース仕様の温度依存しまくりコンパウンド、レース仕様のラウンド(傾らかではなく尖った形状)というタイヤを開発するわけです。
これには車検場のおっちゃんも苦笑いという感じのこの種のタイヤは、モデルによる特性差はあるものの極端な温度依存性やウェットグリップでまったくもって公道走行に向いていません。
タイヤメーカーもPL法が怖いので、こんなタイヤで公道を走ってもらいたくはありません。
そこでホームページ等にこんなオドロオドロシイ文句が並びます。

SPORTMAX GP Unbeaten-02N 使用上の注意必ずお守り下さい。

しかも購入時にはレースに使う旨の書類にサインが必要。(国産タイヤの場合)
全身全霊で「公道で使うタイヤじゃねーゾ!」と伝えてきてくれてます。

しかしながらST600で使う以上、公式にはこんな質疑が残るわけです
ユーザー「このタイヤは公道走行可能ですか?」
メーカー「レース用ですので推奨いたしません」
ユーザー「推奨うんぬんではなくて、法的に可能かどうかは?」
メーカー「使用可能です・・・」

公的機関(車検場、ひいては行政)も一流企業のメーカーも、公道走行可能とするこのレースタイヤがジムカーナ選手の餌食になります。

現在はトップ選手はもちろん最下位シードのC2であっても非プロダクションレースタイヤは皆無。
自走選手も多く、まったくの初心者も含むはずのノービスクラスにあっても70%以上がプロダクションレースタイヤを使用しています。

例外はだいたい以下に絞られます。
①本当に初心者で最初から付いているタイヤや普通のお店で「一番グリップの良いタイヤ」を注文してα13あたりを履いている選手
②12インチバイクでBT601SSのようなレースタイヤを履いている選手
③ノービスでコストを優先して39SSやTT900のようなハイグリップバイアスを履く選手
39SSがまっとうなタイヤと思うなら、それはそれでどうかと思いますので、実質まともなのは①のみ。

ちなみに直近のダンロップ杯のエントリーリストがこちら。
HPに公開されるリザルトからは何故かタイヤとオイルがなくなるので、タイヤとオイルが載るエントリーリストをネットで見ることはまずないのではないかと思います。

最下位シードのC2、ノービス(上側が女性限定のNL、下が男性のNO)、上位シードのA、B(上がB、下がA)の順です。




ダンロップ杯だからか、タイヤ自体の良さからかダンロップのアンビートンシリーズが人気です。
またピレリのディアブロスーパーコルサも大人気。
こちらはリアに150、160サイズを履くマシンが多い中で、ピレリのみが150、160のハイグリップタイヤを販売しているためです。
数年前まではメッツラーのレンスポルトが150、160を出していたのでこちらも人気でした。



このようにジムカーナのタイヤ=プロダクションレースタイヤと言える状況です。
私が始めた7年前はここまで極端ではなく、ノービスならプロダクションタイヤを使うのは良い所2割くらい、トップ勢でも39SSが何人もいる状態でした。

自走マシンで参加できる敷居の低さがジムカーナの美点なので、この現状に疑問を呈する声は常に聞かれます。

さてここに来て「ST600のタイヤ指定が変わるらしい」という噂が流れています。
CBRカップもα13指定ですし、非常にありそうな話です。

これはジムカーナにとっても影響が大きそうです。
実質的にST600があるからプロダクションレースタイヤという合法(脱法)ドラック的なタイヤが存在しています。
ST600がα13指定になれば、流通はほぼ止まると思われます。

するとジムカーナはどうなるか?
これを期にジムカーナでもタイヤのレギュレーションを変えていきたい、という意見もあります。


色々考えはありますが、難しい部分が出てきそうなので列挙してみます。
根本にはジムカーナマシンはナンバーさえ取れれば何でもOKがあります。

①銘柄指定(α13など)
17インチ勢はいいとして、指定された銘柄にサイズがないマシンはどうするのか?
参加不可はありえないと思います。
新車でバイクを買ってもタイヤを指定銘柄に変えない限り参加できないというもの敷居を上げてしまいます。

②各インチ事に銘柄指定
インチ毎の有利不利が今までと違う形で出てきそうです。
またタイヤのモデルチェンジのタイミングが異なるため、指定銘柄の管理が非常に大変そうです。
市販タイヤだと新銘柄が出て半年位で旧銘柄は流通しなくなるし、指定切り替わったからと言って多くの選手は即座に旧タイヤを捨てるわけにも行きません。
一旦指定した銘柄は存続、という事にすると、新銘柄がハズレだった時に旧銘柄を在庫していた選手が有利になったり、旧銘柄を金の力で買い占める作戦がとれます。
実際、過去にBT002からBT003に移行した際に、003が不評でなんと2年分もの002を溜め込んでいた選手が有利になった事がありました。

③現状のまま
国内の一般市場での国産プロダクションタイヤの流通はなくなっていくと思います。
しかし海外にはあります。
ピレリディアブロスーパーコルサやメッツラーレーステックを正規輸入してくれている現状が維持されれば、今とあまり変わらないかもしれません。
問題はサーキットユースが激減した事で正規輸入が止まった場合です。
レギュレーションが許す以上、個人輸入してでも有利なタイヤを使う選手が必ず出てきます。
過去には正規に入らなかったピレリディアブロスーパーコルサのSC0を個人輸入して使った選手がいます。
少なくとも私なら個人輸入してでもスーパーコルサを入れます。
一般タイヤのハイグリップだとBT003STやα13になりますが、2~3%はタイムダウンするはずです。

個人輸入となると金も手間もかかる上、納期が見えにくいのでバッファとして在庫を厚くする事になります。
かなりの参戦コストアップが予想されますが、あえて露悪趣味で言えば、金を出せない選手が脱落してくれる分、出せる私は有利になります。
ジムカーナ的にはなってほしくない状況でしょう。

④レース用タイヤを禁止する
レース用タイヤの定義が難しい。現状のプロダクションタイヤが「クローズドコース専用の溝付きタイヤ」という鵺なのも、建前は公道用だからです。
これをレースタイヤと言うならCBRカップで使っているα13はどうなんだ?になります。
ピレリに至ってはレース使用の申請書もいりませんし、レース用とする根拠が難しい。

⑤いっそスリック含めてレースタイヤ解禁
ジムカーナの大人の事情で実質無理なのは知っています。
が、大人の事情を無視してもキツイでしょう。
以前練習用にレーシングスリックのディアブロスーパーバイクを使ったことがありますが、特に有利とも思いませんでした。プロダクションタイヤが流通しなくなったら代替に使うかなってレベルです。
自走勢が使えない上、トランポ組にとってもタイム的な有利差がない。
レーシングレインは安全性も上がって大歓迎ですが、これも自走組の不利が際立ちます。
安全面を考えてレーシングレイン解禁は希望しますけどね・・・期待薄。


いろいろ否定面を書き連ねましたが、マシンはなんでもアリ、が根本原因で、このなんでもアリな部分がジムカーナのおもしろさでもあるので、これという皆が納得して幸せになれるルールは難しいなと思います。

私見では、17インチが大勢を占めているので17インチのみα13(および純正出荷時装着タイヤ)指定などはありかなと思います。
現状17インチに対抗できるのは12インチ勢ですが、これは上位シードでは数台しかいない上、トップが3%タイムダウンしてやっと互角レベルです。
12インチ勢が増える可能性はありますが、劇的な変化はなく、主力の17インチ勢の参戦コストがやや下がり、自走組の安全性が大幅に上がる事になると思います。


2013年7月6日土曜日

モトジムカーナにおけるチーム その3

このネタはUP直後の閲覧数と実際のジムカーナ関係者からの反応は非常に多いんですが、非業界人にはまったく受けていないらしく、結果的に日本のモトジムカーナ関係者って500人いるかどうか位だよねって噂が自分の中で肯定されつつあります。

という訳で300人程度の読者のうち、さらに切実にチームについて知りたい人なんて10人いるかどうかだと思いますが、終わらせておきます。


ずばりチームに入るべき時期はC2前後です。

120%前後でC2昇格が射程距離に入った頃から、C2昇格直後がベスト。
あまり早いとこの業界の習慣、人間関係、各チームの特色がわからない事はすでに書きました。

後ろ側を区切ったのは、C2でどれだけ足止めされるかにもよりますが、C2を1年以内に駆け抜けられる選手でもC1になった直後位までにチーム入りしないと、その選手は「あの人はフリーでやっていく人」として周囲に認知されます。つまり声がかからなくなるし、かけづらくなる。

またチーム入りによるメリットの友人作り、利得としての人脈作り、練習場所の確保などもジムカーナを2年以上もやってC1にもなっているのであれば、今更チームに入らずとも一定の成果が出ているはずです。
逆説的に言えば、これらのメリットをまったくもたずに楽しくジムる事も、C1以上のレベルに達する事も例外的な能力が必要になります。
運動神経の良いボッチ的なレアさ。


さて以前書きそびれたなぁと思っているチームの選択ポイントがあります。
それは定番ですが人。

これは2つに分かれます。
露悪趣味的な書き方をする方と、友情ネタがあり大事な友人云々はすでに書いたのでパス。

社会人ならわかると思いますが、自分にとって得になる友人が多い生き方は非常に捗ります。
ジムカーナで有利な友人とは何か?

一番の選択基準は「速い」です。
何ども繰り返しますがジムカーナは純然たる競技なので、速い事はそれだけで敬意の対象です。
結果として速い人の傍にいれば利得のおこぼれに預かりやすい。

また自分より経験がなく、遅い人に教えを請う選手はいません。
速い選手がいるチームは、その選手に引っ張られて速くなっていく傾向が強いです。

ノービス同士で和気あいあいと試行錯誤しながら練習したりセッティングするも楽しいでしょう。
しかし手っ取り早くA級選手にセッティングしてもらって、走らせ方を教わる手もあります。
また速い選手というのは、何よりも速くなるための方法論を持っています。
練習方法、メンタルも含めた速いだけの何かを持っています。

何でも自力でやろうとして車輪の再発明を繰り返すよりも、優秀な教師につくのが上達の王道。

ジムカーナで上達したい、一刻も早くタイムを出したい、と思う選手はより速い選手がより多く所属しているチームを狙うと良いと思います。

もちろんここまでは一般論で、チームカラーや教え好きが多い少ないなど個別の選択基準もあります。
が、しかし!これは強調しておきたいんですが、ジムカーナに限らないと思いますが、教えたがりは多くいます。しかし中途半端な技量の教えたがりほど邪魔なものはないのです。

どこまでが中途半端かは難しいところですが、初心者にとっては上級者に見えるC2あたりだと見当違いな事を言っている事もかなりあります。
ある程度のレベルになると、下のクラスの話を聞いて「なるほど、そう思うのか」と参考になったりもしますが、情報の取捨選択ができない初心者には勧めません。
私ならC1入賞レベル以上で面倒見が良い選手に教わりたいかな・・・


そろそろこのネタの最終誘導に入ります。

私の所属するハンターは、現在ダンロップ杯総合優勝経験者を含めて現役A級3名、現役B級2名、C1以下合わせて15名位が参戦中です。

A級だけでも600マルチ、モタード、モンスターミニと多様です。
その他VTR、NSRなどの定番マシンが揃っています。

特に代表http://star.ap.teacup.com/tabibito/はCBR600RR、トライアンフストリートトリプルとジムカーナ界に新規マシンをローンチ投入しており、そのマシン作成能力、セッティング能力は業界でも屈指です。

新規チーム加入者がどんなマシンに乗っていても、ハンターで教えれられない、セッティングできないと言うような車種はないと思います。

また多くのチームと比べてハンターは教えたがり傾向が強いようです。
私も着座位置から教えられた記憶があります。
前後姿勢、ダンピングなども具体的に変えてもらってりもしました。

この辺は好みもあって「練習場所はあげる。上の走りを見て自分で考えて。具体的には何も教えない」というチームもあります。



チーム練があり多様な車種のA級を3名抱えて懇切丁寧な指導付きのハンターは、やる気のある方をいつでもお待ちしております。









チームカラーについては具体的な他チームの事には立ち入れませんので、ハンターについてだけ書いておくと・・・

優勝劣敗。
大会後、練習会後の食事ではタイムが悪いとボコスコ言われます。タイムが良いと言いたい放題言えます。他チームでは「タイムの話題はまったくしない。恐れ多い」という例もあるようなので、この雰囲気がダメな方は心をへし折られるか「なんて失礼な連中か!」と切れてしまうかもしれません。
競技歴や年齢的なものもないとは言いませんが、基本ヒエラルキーはクラス、リザルト、タイムです。もちろん上にモノが言えないような雰囲気ではまったくありませんのでそこはご安心。

勝利至上主義。
上記したように勝っていれば良いんですが、タイムが悪い時に全力を尽くしていないとよく思わない。この全力を尽くす、が「勝てるマシンの乗り換えないのはやる気がない」「セッティングを試さないのはやる気がない」など結構キツイものも含まれます。
もちろん金銭的なものや仕事や家庭で練習に集中しきれない事は一定の理解があるのですが、車種やセッティングへの個人的なコダワリは、相当な程度にディスられる覚悟が必要です。
一番ありがちなのが「俺はこのマシンで●級に上がるんだ!」です。
この類のコダワリはほぼ全否定されるので、跳ね返すリザルトかメンタルが必須です。別に強制的に乗り換えさせるとか、乗り換えないと脱退とかはまったくありませんが「勝つ気がないの?」と言われるのです。
マイナー車種でも「これは有利だと踏んだんだ。そこに掛ける」というパターンは受容的です。マイナー車種でも変わった乗り方でも「勝つために」やっている事は肯定的に受け止められます。

悪戯悪童主義。
表彰式での水かけに代表される小学生男子的な悪戯を愛好する風潮が強いです。バカを楽しむというか。
勝敗をかけての土下座バトルなどもよくやっていて、負けたら本当に土下座の上、レーシングブーツで頭をグリグリと踏まれたりします。
もちろん、次回踏み返すために全力を尽くすことになります。
硬いタイプだといじられて苦労するかもしれません。

合議主義。
チーム運営に関する事項はチーム員による合議で決まります。
会社の中堅層の年代が多いからか、各自が自分の意見を書いて議論が進み、決定されていきます。代表や古株が一方的に決める事はありません。
また個人が独断で何かをする事はほとんどなく、合議が求められるので話の進みが遅いかもしれません。

あまり書いても時間とともに実情は変わっていくので、この辺で。

ハンターに興味があれば、実際にチーム員と話をしていただくのが一番です。
お気軽に声掛けください。但し大会当日は避けたほうがいいかもしれません。
昇格がかかっていたりすると非常にピリピリしている事もありますので。

2013年6月14日金曜日

ダンロップ杯Rd2とJAGE杯Rd1

成績が悪かったのでまとめ書き。

ダンロップ杯 107.09%
1st heat でタイヤのエアがずれてた。
と言うか、前日のウォーマー温感で合わせていたけど、大会当日の気温が高く、想定より下がらなかった。

2nd heatでアジャストしたら回転が決まるようになって8字エリアで感動するも、コース攻略しきれず敗退。1ヒートからきっちり決めれていれば、後1秒は確実に削れてたと思う。

JAGE杯  106.86%
今度こそウォームアップ走行後にエアをアジャストしたはずが、帰ってくるとやっぱりやや高い。
おかげで回転系がメタメタ。
高速コーナーはベタ寝かせで行けたので、こっちは良かったけど・・・
2nd heatでやはり合わせなおすも、やっぱり連続回転セクションでロックが解けるは、バイクは寝ないはで最低。

フロントタイヤに少数派っていうかB級3人しか履いてないっぽいタイヤを選んでいるんですけど、スラロームセクションでバカみたいに寝るしグリップするし曲がるんだけど、低速セクションでエアとかセッティングに敏感すぎる気がしないでもない。

これで今年のA級昇格狙いは終了。だいたいわかってはいたけど、開幕戦で104%で夢を見てしまった分、がっくり。

次まで頑張ろう。